俳句会インタビュー 片山紀子さん ＃０５

洲本市で行われている俳句会「若葉会」の句会を見学させていただきました。20年以上俳句を詠み続けておられるベテランの方、一年未満の俳句を作り始めたばかりの方など７名の方にインタビューに協力いただきました。お忙しいなかありがとうございます。

今回は俳句歴が7年、片山紀子さんにお答えいただきました。NHKの『俳句王国』での入選をきっかけに俳句を始められたそうです。

初心者が俳句を作る時のヒントとして、６つほど質問に回答いただいています。
『すもと歴史かるた』俳句の作成の参考になることが盛りだくさん、ぜひご一読ください。

俳句会 インタビュー 片山紀子 さん ＃０５

お名前

片山紀子（かたやまのりこ）

俳句歴

7年ぐらい

俳句についてのインタビュー

１：俳句を始めたきっかけを教えてください

私の入っている国際ソロプチミスト淡路というのがあるんですけど、その会で俳句同好会というのがあって、何人か入っていました。
ある日NHKの『俳句王国』というのが洲本の市民会館で開催され、たまたま私が入選したんですよ、その俳句で。それで入選したら俳句同好会の皆が「入選したんだから同好会に入ったら」と言われて笑、それで入ることになりました。
実は私の母も50年ほど俳句をやっていたので俳句には多少親しみはあったんですが、まさか自分が俳句の世界に入っていくという気持ちはほとんどなかったんですけど、たまたまその時作った俳句が入選したものでそれで始めました。

２：俳句の魅力、楽しさはどこにあると思いますか

俳句を作るのは苦労するんです。そのへんの景色を見たり、人の仕草を見て作るんですが、それをどんなふうに表現しようかというのがすごくいろいろ考えて「あれやこれや」と何編も書いています。今日の句会にむけて作ったのは5句なんですけどね、宿題のように「題」を出されるのですがその題に対して倍以上の数の俳句を作るんですね。その中から自分がこれでいいかな、と思うようなのを選んで、句会に出していくんですよ。
皆さんに選んでいただいたら報われますね。特に先生とか年配の方に選んでいただいたら間違ってなかったんかな、と思いますね。

３：季語とは何ですか、好きな季語があれば教えてください

春夏秋冬咲くお花の季語が好きですね。

４：どのようにして俳句を作っていますか、どのように発想していますか。

ぱっと見てこれ俳句になるかなと思ってそこで作ってみたりあとやっぱり有名な先生の方の俳句とか歳時記を見てその歳時記の俳句を詠んで少しこういう表現したら良いんかなとか参考にしながら上手な先生方の俳句を参考にさせてもらいます。

５：俳句を詠んで嬉しいと感じること、感じるとき

俳句の雑誌に載せるんですけどそのときに雑誌の1番良いページに載ったときが嬉しいです。

６：初めて俳句を作る方へ向けてひとこと

あまり気負わないで普通に生活していてそれを当たり前のように詠んだので良いんじゃないんでしょうかね。あまり難しく考えずにすらっと普通に思ったように5・7・5にまとめたら段々と分かってくると思います。とにかくやってみないとわからないと思います。

インタビューにご回答いただきありがとうございました！