俳句会インタビュー 大歳晴美さん #03

大歳晴美

洲本市で行われている俳句会「若葉会」の句会を見学させていただきました。20年以上俳句を詠み続けておられるベテランの方、一年未満の俳句を作り始めたばかりの方など7名の方にインタビューに協力いただきました。お忙しいなかありがとうございます。

三回目は俳句歴が10年、歳晴美さんにお答えいただきました。

初心者が俳句を作る時のヒントとして、6つほど質問に回答いただいています。
『すもと歴史かるた』俳句の作成の参考になることが盛りだくさん、ぜひご一読ください。

目次

俳句会 インタビュー 大歳晴美 さん #03

お名前

大歳晴美 おおとしはるみ

俳句歴

10年

俳句についてのインタビュー

1:俳句を始めたきっかけを教えてください

姑が俳句をしていたので姑にすすめられて始めました。

2:俳句の魅力、楽しさはどこにあると思いますか

俳句をする前と俳句をしだしてからとでは、見る景色が違う用に見えるのです。

今だったら新緑など、自然の中にそういう季節を感じるものがながれている。1年中、さまざまな季節を感じるものが流れていっていたんだけれど、その季節季節に感じることだったり、そういうものに感動したり。
それは俳句をしだしてからでないとわかりませんでしたね。

以前はなんとなく1年中がただただ過ぎていってるだけでしたが、季節を敏感に感じるようになり、景色や花が新鮮に見えるようになりました。

春は桜から始まって、1番最近だと藤が咲いてますね。牡丹なんかは最近の雨で終わってしまい残念でしたけど。
皆がきれいな花が散ったら残念で、咲いたら嬉しくて、とか色々俳句をしていたら過分に楽しめるようになりました。

3:季語とは何ですか、好きな季語があれば教えてください

「季語」はその季節ごとに「歳時記」に載ってますけれど、それを見ながら勉強して身につけていくものかなと思います。「歳時記」を勉強しないことには俳句は出来ないですね。
俳句の季語と自分の気持がピッタリ合うときが1番いい俳句が出来るときで、色々思って書いてもそれはただの雑文になって季語が入ってなかったら俳句にならないから、季語を活かしたものの17文字ですね。

4:どのようにして俳句を作っていますか、どのように発想していますか。

俳句をしだして自分は何年か経ちましたけれど、車を運転していて目に入ってきた景色や物が全部その時その時の季節を感じるもので、例えば藤が咲いてたり、家に牡丹が咲いた、雨が降ってたら五月雨、みな俳句になっていく。それについて、その時の自分の気持ちをどうつなげるかとか、そんなような感じです。

6:初めて俳句を作る方へ向けてひとこと

楽しいですよ!どうぞお入りください。
勉強になりますよ。日本のことや日本語のこと、勉強することが楽しいですよ。

ご協力ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次